距離を置くときのポイントや対処法とは?冷却期間のメリット・デメリットと注意点
- ハウツー・コラム
この記事は約3分で読めます
付き合って恋人同士になった二人でもなんらかの原因で関係がギクシャクしてしまうことはよくある話ですよね。そんな時にしばらく距離を置こうと決めたカップルは比較的多いのではないでしょうか。では実際に「距離を置く」とはどういうことなのでしょうか。ずっと一緒にいたいと思っている恋人から「距離を置きたい」と言われてみると、驚きや悲しみ、怒りなどがあり、逆に言う側は伝える勇気や度胸がいることです。好きな相手と距離を置きたいと思うのはどんな心理状態なのでしょうか。距離を置く際のルールや注意点、期間なども合わせて解説いたします。
- 目次
距離を置く理由を解説。「距離を置く」=「別れ」になるの?
彼氏や彼女と距離を置きたいと思う理由や心理状況は、良くも悪くもこれからの二人の関係性に変化が生じると言うことです。言い出すことで相手から「それなら別れよう。」と終止符を打たれることもあります。また反対に相手が逆上して、今まで知らなかった相手の一面が表面化されることもあります。距離を置く提案をするということはそれなりの理由や気持ちの変化が伝える側であったということです。距離を置きたい心理には大きく分けて4つあり、各パターンで距離を置いてからの別れる確率も変わります。
距離を置きたい心理(1):関係を改善したい
今のままの相手ではこれ以上一緒にいられないから一旦離れなたいとの気持ちが強いことが考えられます。男女によって考え方が代わります。
- 男性の場合
- 男性の多くは「彼女が重たい」「すぐに機嫌が悪くなる」「酒癖が悪い」など、別れたくはないけど自分から見て彼女の悪いところを治してほしいと考えた時に少し冷却期間としてを置きたくなる傾向にあります。また、仕事が忙しく相手をする時間がない時や、恋愛に疲れてしまった時にも、しばらく連絡をしたくないと考えます。
- 女性の場合
- 女性は、「浮気を知ってしまった」「金遣いが荒い」「束縛が激しい」など心を入れ替えて欲しいと思った時、自分自身を反省してもらうため、二人の関係を改善するために距離をおいて離れてみたいと考える傾向にあります。
自分自身や相手の気持ち・思いを確かめたいとの思いから距離を置くことを考えます。
このパターンに該当する場合は距離を置いた後に別れる確率は50%と言えるでしょう。距離を置きたい相手の要望を把握して関係改善できるかが別れず関係を継続できるポイントとなります。
距離を置きたい心理(2):別れる前提で距離を置く
距離を置いたことで相手と別れることになっても仕方ないという覚悟を持っているでしょう。「他に気になる人ができたけど、どうなるかわからないからキープしておきたい」「別れ話をするのがめんどくさい」「最初の好きという気持ちが薄れたけど彼女・彼氏は持っておきたい」「距離を置いた後に自然消滅にもっていきたい」などの心理状態であることが考えられます。ストレートに別れを告げるのではなく距離をおいて離れていく手法は、自分自身が悪者にならないための防御と言えるでしょう。言われた側に「好き」という気持ちが強ければ強いほど辛く切ない感情を抱くでしょう。
このパターンに該当する場合は距離を置いた後に別れる確率は90%以上と言えるでしょう。別れる前提の距離を置きたいの場合、相手の考えを変えるのは容易ではありません。一旦距離を置き、相手があなたの価値観を見出すことができなければカップルの関係を継続するのは難しいかもしれません。
距離を置きたい心理(3):あなたにかまってあげられる余裕がない
二人の時間や年齢を重ねると結婚や子供のことを考える人は多くいます。しかし年齢を重ねる事に仕事でのキャリアアップを考える人も男女たくさんいるのではないでしょうか。比較的、年齢を重ねると女性は家庭に目がいく人が多いですが、男性は変わらずキャリアアップなど会社に目が行く人が多い傾向にあります。ここで男女の考え方の違いがあります。それゆえに、恋愛より仕事と男性側がなりやすく、「今は仕事をがんばりたい」との思いが強くなります。方や女性は家庭に目を向ける思考となっているので、考え方の溝ができて「距離を置く」に繋がるみたいです。
このパターンに該当する場合は距離を置いた後に別れる確率は40%以下と言えるでしょう。課題が明確な傾向にあるので、あなたが彼や彼女の要望を叶えてあげることができれば、距離を置いてから別れるの流れにはならないでしょう。この場合、距離を置く際の事前の話合いの中で何かしらサインや明言があるはずなので、関係性を継続したければ改善姿勢を見せるのが重要です。
距離を置きたい心理(4):自分の気持ちを冷静に考える時間が欲しい
「この人のこと本当にすきなのかな?」「このまま付き合っていて大丈夫なのかな?」と思うようなことがあると思います。最初は好きだけで付き合えたけど、やっぱり長く付き合っていくと「将来この人と一緒に家庭を築けるのかな」と現実的に考えていきますよね。お互いにお互いの大切さが見えなくなり、少し会わない期間を設けて、自分にとって相手が必要な存在なのか確かめようとしているかもしれません。ただ、彼や彼女がそう思うキッカケというのは何かしら言われたあなたに原因があったのかもしれません。なので、過去を振り返る原因はなかったのか?の振り返りはできれば一度考えてみた方がよいでしょう。
このパターンに該当する場合は距離を置いた後に別れる確率は50%以下と言えるでしょう。年齢が高めのカップルに該当するケースが多いかもしれません。婚期を気にしている婚活中の女性もしくは男性の場合は時間との戦いでもあるので早く判断して次へ次へと相手を変えて探しています。お互いの状況や年齢、この状況になったキッカケで別れる確率も上下します。この話なった経緯を振り返り関係改善のために自分が率先して動けるかが関係継続のポイントとなるでしょう。
距離を置く場合の目安期間
それぞれのカップルの状況や年齢お互いの考えにより期間は違うものの、多い傾向としては10日間〜半年ぐらいが多いみたいです。距離を置く決断をした場合は目安期間を両者間で認識しておくことは重要です。決めないまま距離を置いてしまうと、いつまでどっちつかずの状態が続くのかという不安が拭えますし、冷却期間を終わらせるタイミングや自然消滅など後味が悪い終わり方も避けることができます。期間を決めているとその期間の間で自分を改善しようと目標を作ることもできますよね。また提案した側もそれまでに自分自身の気持ちを見つめ直そうと目処をつけることもできます。1週間か1ヶ月か3ヶ月か両者感で取り決め距離を置くようにしましょう。
距離を置くメリット・デメリット
距離を置くメリット・デメリットは表裏一体です。人は心の距離が近づくほどにむしろ喧嘩が増えたり嫉妬心がわくものです。男女関係の場合、例えば最初仲良く付き合っていたカップルも、何年も月日が経ち付き合っていると嫉妬心が強まり、相手の行動にいちいち口をはさみ喧嘩が増えたり、結婚する前は仲が良かったのに結婚後に喧嘩が増えてしまうことも多い傾向にあります。要は心理的な距離が近づくほど仲良くなると思いがちですが、むしろ逆で、心の距離が近づ気すぎると喧嘩が起きたり相手を支配しようとするネガティブな感情が起きがちです。距離を置くとむしろ関係性がよくなることは言えますが、「距離を置く」=「別れ」と考える人も中にはいるので「距離を置く」の目的を明確にすることが大切です。
距離を置いた場合の連絡頻度やタイミング
距離を置いた場合に言われた側は連絡を取らない状況は不安ですよね。ただ距離を置いている最中にLineや連絡をした方が良いか、Lineや連絡しない方が良いかはかなり判断が難しく、良し悪しは置かれているケースによって変わります。連絡した方が良いケースと連絡しない方が良いケースを参考程度に解説します。
- 連絡した方が良いケース
-
- 状況や雰囲気からそのまま自然消滅してしまう可能性がある or 自然消滅を狙っている場合
- 両者間で距離を置く際の取り決めで連絡をとること自体は了承している場合
- 相手が寂しがり屋の場合
- 連絡しない方が良いケース
-
- 一方的に連絡をしすぎている場合
- 相手が家族や仕事などでトラブルを抱えている場合
- 相手が怒っている場合
結局、Lineや連絡をとって良いか、取らない方が良いかはお互いの気落ち次第なので相手に確認するしかないでしょう。聞く場合は強制しない柔らかい聞き方で確認するようにしましょう。また連絡して良い取り決めをしても、距離をおいている状況を踏まえて連絡するようにしましょう。ネガティブな内容の連絡は控えてポジティブな内容(相手が見て嬉しい内容)のみの連絡です。また頻繁に送るのではなく相手の反応を見つつ送るように。少なくとも、Lineや連絡の面倒さで距離を置かれている場合は以前にように頻繁に送るとさらに悪化させてしまいます。頻度やタイミングは相手に負担にならないペースが理想です。
距離を置こうと言われた時の対処法や心得
距離を置いている最中の上手な気持ちの持ち方や会わない期間にすべきことを解説します。しばらく会わない期間のあなた自身の考え方や行動次第で距離を置いた後の結果が違ってきます。彼氏・彼女と上手によりを戻すために今あなたがすべきことを紹介します。参考にしてみてください。
原因を理解して改善する
距離を置くというのは原因があるはずです。自分の何が相手にそう思わしてしまったのか振り返り見つけてみましょう。彼や彼女が忙しいのをしっているのに会えないと拗ねていた優しい彼・彼女に甘えて、わけもなく機嫌が悪い日があった、束縛してしまったのかもしれないなど思い当たることがあるのではないでしょうか。もしわからない時は相手に直接聞いてみるのも手です。
自分を磨く
彼氏・彼女から距離を置きたいと告げられても、クヨクヨ悩んでいる時間はありません。冷却期間を終え、彼氏・彼女と会う時には今までの自分より素敵な人間になれるようにしましょう。「やっぱりこの人が好き!」と思わせるために外見・内面を磨きましょう。今までできなかったことに調整するのもおすすめです。ダイエットや筋トレ、習い事を始めてみる、髪型を変えてみるなど。
自分の気持ちを整理する
距離を置くことを告げられると、悲しみやショックを受けることでしょう。冷却期間中に自分はどうしたいのかを冷静に考え相手の大切さを感じたら、その気持ちを冷静に相手に伝える準備や心構えをしましょう。もし距離を置きたいと言われた理由が明確なのであれば改善するように努力しましょう。距離を置く=別れるとはやとちりせずに、変わった自分を見せる期間と考えましょう。
距離を置いた後に復縁する方法
距離を置くことを告げられて場合にそこから別れを感じるようであれば復縁率を上げる方法をご紹介します。まず、距離を置く期間としては約半年(6ヶ月)の期間をオススメします。心理学の研究で人が嫌なことを忘れるのに必要な期間は半年と考えられています。十分な冷却期間を置き連絡すれば前向きな話合いができるかもしれません。また、時間を置くことは嫌な記憶を次第に美化し、相手への信頼度をむしろ増すことも期待できます。これはスリーパー効果と呼ばれる心の変化です。嫌な思い出は洗い流される一方で、二人の良い思い出や信頼感だけが残りそこから復縁に向けたコミュニケーション始めることが可能です。また過去の彼女や彼氏とのLineやメッセージを見返してみるのもおすすめです。復縁のためのヒントが隠されているかも。どんな時に嬉しいと感じるか、何を相手と共有したいと願っているかなど、相手の恋愛観が詰まっています。一つ一つの相手の恋愛観を再度認識してよりを戻した時に今まで以上にスムーズに関係も改善されることでしょう。
まとめ
恋人同士が一旦距離を置き離れたみた後に元の状態に戻ったケースはたくさんあります。その多くから距離を置いて良かったや距離を置く前よりも関係が改善したと冷却期間を持ったことが正解だったとの声が多数上がっています。人生で自分自身を見直す機会は何度あっても良いのです。男として女としてだけでなく人間として自分を振り返り改善する努力は無駄にはなりません。今がそのチャンスの時期だとポジティブに認識して自分を高める行動をとりましょう。あなたの人生に幸あれ。